金色めだま

● カエルの金色めだまを作ります。

PlayTalkin' NO.5666 FRITZの、40mm金色のEyeパーツは標準品ではありません。現在パーツとして販売されているのは、テディベア族用のブラウンとダーク・ブラウン、あとは無着色のクリアーです。青蛙が入院した2009年2月時点では、ブラウンしか無かったので、塗料を溶剤で溶かして、クリアー化しました。最初から透明なのが販売されたので、作業が楽になりましたよー

購入先

Cr's Crafts
http://www.crscraft.com/

「40mm」で検索すると出てきます。

支払はクレジットカード払いのみ(JCB不可)
First class Mail(定形外郵便)発送で送料はUS$10.09〜12.00ぐらい
※1 ショッピングカートが海外発送に対応していないので、送料が表示されませんが、加算されてカード会社より請求が来ます。

※2 金型が古い為、裏面がボコボコしている、亀裂が有るなど当たり外れが有ります。二組以上で注文した方が無難です。

用意する物

塗料

Mr.COLOR 132 土草色 126円
Mr.METAL COLOR 219 ブラス 170円
gaia color STAR BRIGHT GOLD 122 263円
Mr.カラー うすめ液(小)157円
Mr.スーパークリアー 735円

解説写真では金色塗料はタミヤカラー ゴールドリーフ X-12を使っていますが、金属粒子が荒いです。粒子の細かな Mr.METAL COLOR 219 ブラスがお勧めです。

保護皮膜は水性アクリル塗料のトップコートを使用していましたが、乾燥後の耐水性、皮膜強度はMr.スーパークリアーの方が強いので、こちらの方をお勧めします。

研磨材

タミヤコンパウンド 315円
ヤスリ 600番、1000番

工具類

エアブラシ
ポリッシャー(紙やすりで手磨きでも可)

その他


コットンパフ
エタノール

作り方

結構手間が掛りますよ〜。エアブラシは必須ですー

透明 スジ
これがクリアータイプの目です〜 金型が古いらしく継目が目立ってきています
最初から付いている目も筋が入っていますが、筋が浅いので ほとんど確認できません
磨く コンパウンド
ポリッシャーを使って継目を削ります〜
600番のヤスリで粗く削ってから
1000番のヤスリで仕上げます〜
タミヤコンパウンドで
裏面をピカピカに磨きます〜
リューター ゲート
コンパウンドがけは手磨きで、
リューターを使うと摩擦熱で溶けます
ゲート痕もコンパウンドで磨いておきましょう
削り過ぎると縁が歪になるので 適当にです〜
溝 マスキング
黒との境目の溝に詰まったコンパウンドを
エタノールと楊枝を使って掻き出します
目玉の表面と、軸をマスキングします
調色 調色
使う塗料と配合比です〜
Mr.COLOR 132 土草色 45%
タミヤカラー ゴールドリーフ X-12 45%
gaia color STAR BRIGHT GOLD 122 10%
調合して透明なプラ板に塗って色を確認します
脱脂 エアブラシ
塗装前に塗装面をエタノールで脱脂しますー ダンボール板にセロテープで固定しておくと
方向を変えやすいので作業が楽ですよ〜
調合した塗料をエアブラシにセットします〜
塗装 乾燥
薄く吹きつけて乾燥〜
2〜3回に分けて塗って行きますー
一度に大量に吹きつけないようにしましょうー
よーく乾燥させます〜
クリアコート 完成
塗装面の色が毛皮に移らない様に
Mr.スーパークリアーを吹きつけておきます〜
Mr.スーパークリアーをよく乾燥させてから
マスキングテープを剥がして完成ですー
比較 完成
左が今回作った目
右がオリジナルの目です
だいたい同じ色かな〜
ちょっと緑成分が足りなかった感じだけど
許容範囲の内かな?
いっぴき一匹、目の色が違いますからね〜
ブラス
金属粒子の細かい塗料を試しました
左がタミヤカラー ゴールドリーフ X-12 45%
右がMr.METAL COLOR 219 ブラス 45%

Mr.COLOR 132 土草色 45%
gaia color STAR BRIGHT GOLD 122 10%
金属粒子が細かいMr.METAL COLOR 219
ブラスの方がザラつきが無く落ち着いた
オリジナルに近い色合いになりますよー

おまけ

試行錯誤の日々〜

くま目 脱色
テディベア族の目を脱色しますー Mr.カラーうすめ液に漬け込んで
筆で塗料を洗い取ります〜
試す 比較
市販の塗料で試してみたけど
いまいちだよー、色が違う〜
左から
gaia color STAR BRIGHT GOLD 122
タミヤカラー TS-21
Mr.カラースプレー 9
オリジナル 継目
オリジナルの目の裏は斑だらけですー
質が不安定なので個性を生んでいるのかな?
金型の継目痕を削らないと
こんな感じで線が見えてしまいますよー

耐久テスト

オリジナルの目玉で白内障になってしまっている子をたまに見掛けます。紫外線の影響というより、裏側から侵食された感じになっています。洗濯洗剤などに長時間漬かるのは劣化の元なので、なるべく使わない方が良いでしょう〜。青蛙はお家でお風呂に入る時はシャンプーを使っていますよ。水溶性の汚れがほとんどですので、優しい洗剤を使った方が良いですねー。粉末洗剤は漂白剤が入っているので使っちゃダメですよ〜

白内障のフリッツくん
洗濯した時に金目が侵食されたのかも?
たまにこういう病気の子を見掛けますよ
濃い目の液体洗剤溶液に
24時間漬けこみテスト〜
左は保護皮膜のトップコート無し、
右はトップコート3回吹きです〜
保護皮膜無しだと侵食されていますねー
耐水試験〜
水だけだったらぜんぜん問題無しですねー

※ 少量作った時もトップコートは掛けてありますのでご安心を〜

※ プラモデル用のアクリル塗料を使っています。エタノール耐性は有りませんので注意して下さい。アルコールに触れると塗料が溶けてしまいます。

大量生産

Cr's Craftsさんから一袋仕入れました〜
3個だけヒビが酷くてはじきましたよー
なんと!
アメリカから仕入れたのに日本製でしたよ
マスキングして〜 塗装完了〜
保護皮膜のスーパークリアはこれでもかっ!
という程厚塗りしたよ、5、6回吹いたよー

青蛙サービスセンター

目を怪我して困っている人が多い様ですので、みさとソーイングさんのビビビ材団に寄付致しました。材団からパーツを提供して貰うには運営費として材料1つにつき300円の寄付が必要です〜
寄付された資金は、ビーちゃんがワサビや練りからしの購入資金に使っているのでは?という噂もありますが、気にしないでください〜(^^

自作金目ですが、現物と色合わせしていませんので、元の目とは多少 色が違ってしまいます。あらかじめ了承下さいー
色合いは1992〜1995年の初期型の子に多い、濃い目の金目に調色しています〜


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